Yahoo!広告の従来版タグはちゃんと削除しておきましょう!
JavaScriptのエラーが発生したりウェブサイトの表示に影響が出る可能性もありますので。
LINEヤフーさん公式から告知されています
Yahoo!広告の従来版タグにおいて、機能サポート終了から一定期間が経過したため、システムを終了いたします。これにより従来版タグによる通信が行えなくなるため、以下のドメインへのリクエストがエラーになる可能性があります。
ということですので、使っていた記憶がある人は対応しておきましょう。
削除するものはこのドメインを含むタグ

ウェブサイトのソースやGoogle タグマネージャーで「b9」などで検索するとすぐに見つかると思います。広告運用やタグの管理をしていた人にとってはおなじみのタグですね。
削除しないとどうなるか?
今回のLINEヤフーさんの場合ではなくて一般的な話をします。
-
JavaScriptの動作に影響が出る可能性がある
-
ウェブサイトの表示に影響が出る可能性がある
-
最悪の場合は不審なプログラムがユーザーの環境で実行される可能性がある
こんなことあるの?と思われるかもしれませんが、私も過去にサービス終了したアクセス解析ツールのタグを削除し忘れていて、お客さんのサイトでエラーが出てしまっていたことがありました。
ブラウザでエラー表示が出るとユーザーは不審に思って閉じてしまいますし、ウェブサイト自体の表示に影響があったら買い物や問い合わせもできないですよね。この手のエラーって当事者は気づかないことが多いので、発見も遅れてしまうことが多いです。
そして、最悪の場合は不審なプログラムが実行されてしまいます。この動画見て下さい。Mapifyで作成した要約も入れておきます。

誰に依頼すればいいのか?
-
制作会社
-
代理店
-
社内の制作担当
-
アクセス解析に詳しい人か企業
このあたりだと思いますが、制作会社さんは自分たちが設置したタグは知っていてもそれ以外はわからない可能性があります。代理店も同じく自分たちが設置したタグしかわからない可能性があります。社内の担当者は異動か退職している可能性もあります。
とにかく、関係してそうな人に声をかけて確認してもらいましょう。
どうしてもわからん!という場合は、私のようなアクセス解析を専門にやっている人たちに聞いてみるといいかと思います。私への問い合わせはこちらから。
将来起きそうなリスクは早めに対応しましょう
今回の件に限らず、将来起きそうなリスクがあれば早めに対応しておきましょう。
ギリギリになってからだと業者さんも忙しくて対応できなかったりしますし、予算が取れないこともありますよね。そんなことに時間をとられてしまうと「忙しい」ことになって、あらゆることに影響します。
成果を出すことも大切ですが、関係ないことにリソースをとられないようにする準備も大切です。
無事是名馬。
すでに登録済みの方は こちら